三田村農園 田んぼの草取りの状況
〜無農薬栽培米の田んぼ〜


三田村農園の無農薬・無肥料栽培の田んぼには、以前 関西地方のある大学の先生が定期的に
来て、草の調査をしていました。
※平成16年当時の話しです。
写真の説明(左から)

@苗と苗の間に草が生えています。
 田んぼの中を歩きながら、これらの草を手でとっていきます。

Aある程度草をとった状態。

Bこれが田んぼの草です。
 白く見えるのは草の根です。
 草をとる時、この根を出来る限り切らない様にしないと、また 生えてきます。
 でも、人間がやる事ですから100%は無理。どうしても小さな草や、根の一部は田んぼに
 残ってしまいます。

C田んぼの中に人の足跡がわかると思います。
 これが草取りの為に私たちが歩いた後です。

D田んぼの中の草の写真。近づいて撮影しました。
 写真中央部分に草があります。

無農薬栽培でお米を作っている方の中には、『生物が田んぼの中を泳ぎまわる事により
泥が舞って直射日光を遮り、草が生えにくい』というところもある様で、私たちからみれば
羨ましい限りです。

三田村農園の田んぼにいるのはタニシなどで、彼らは泳ぎ回るというより、歩き回る程度。
タニシが田んぼ一面を覆い尽くすほど数がいれば別ですが、この程度のタニシが歩き回っても
苗が小さい間は直射日光を遮る事はなく、草はすくすく(!)と成長します。

苗がある程度生育すれば日光を遮り、あまり草は生えてきません。

無農薬栽培の田んぼは、今の時期(6月〜7月頃)が草取りの勝負です。


    撮影:平成16年6月9日AM(三田村農園 無農薬無肥料の田んぼ)

三田村農園では『福井県特別栽培農産物認証制度』がスタートした平成13(2001)年
 『無農薬・無化学肥料』栽培米の認証を受けた事があります。
 下のマークは、その認証シールですが、当時は、福井県内でも この認証をうける農家は
 少なかったと記憶しています。
 この認証シールの他に、認定機関名:(社)福井県植物防疫協会による『無農薬・無化学
 肥料栽培農産物』という【福井県特別栽培農産物管理票】をいただき、田んぼには下(右)の
 看板を立てて、米作りをしていました。

 この認証は1年間のみ有効で、次年度継続する場合はあらたに申請する必要があり、
 申請書類等の作成に時間を費やす余裕がなく、結局 三田村農園では1年間限りと
 なってしまいました。
 最近の同認証制度のシールは若干の変更があった様ですが、このマークはもう陽の目を
 みないかと思いますので、せめてホームページ上で記念に残しておきたいと思います。




     文:平成16年6月9日 三田村農園

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