平成24年 春の農作業の状況です


三田村農園では、5月下旬に田植えを終わり、その後は田んぼの水の管理と畦の草刈などを行っています。

米農家は、春の田植えの時と、秋の稲刈りの時が一番忙しい。

父親が生前口ぐせのように言っていましたが、「段取り8分」です。

農作業も段取りがあり、田植えの前には田んぼをトラクターで起し、そこに水を張り、その後 代掻きを行います。
実際の田植えは、三田村農園の田植え機は5条植えですので、すぐに済みます。

でも、この後も色々と残作業が続きます。

苗箱を洗ったり、田植え機の泥を落とし、キレイに洗います。

田植え機の燃料はガソリンですので、そのまま田植え機のタンクの中に入れておくと、燃料を送る細いパイプが詰まってしまい、エンジンがかからなくなってしまう可能性があります。

このため、田植え機からガソリンを携行缶に抜き、そしてエンジンが止まるまで田植え機のエンジンをかけっぱなしにします。

この間、必要部分にグリースや油をさし、サビ止めのオイルスプレーも必要部分に吹き付けます。

ガソリンが空になり、エンジンが止まれば、次はバッテリーを外します。

これらの作業を終えて、やっと田植え機は翌年の春まで大切に保管される事になります。

農機具というものは手入れが大事です。
手入れ次第では、機械の寿命ものびます。

下の写真:田植え後の田んぼです。(平成24年6月10日 撮影)
田植え後の田んぼの写真です。(平成24年6月10日 撮影)

下の写真:掃除・手入れを終えた田植え機です。(平成24年6月10日 撮影)
手入れを終えた田植え機の写真です。(平成24年6月10日 撮影)
   
  文と写真:平成24年6月17日 三田村農園 三田村淳一

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