三田村農園から季節の話題
〜カニとエチゼンクラゲ〜

【三田村農園から季節の話題】

こちら福井県では、11月初旬に「カニ漁」が解禁となり、現在スーパーなどには越前ガニ(ズワイガニ)が並んでいます。

地元では、ズワイガニの雌を「セイコ(ガニ)」、雄を「ズワイ(カニ)」と呼びます。
石川県では「セイコ(ガニ)」のことを「香箱(コウバコ)ガニ」と呼ぶみたいですね。
お隣の県でも、呼び名が違います。

雄は大きくて、お値段も高いのですが、セイコは安いもので3杯 1,000円前後。

大きいセイコになると、1杯 1,000円〜2,000円程度します。

我が家は、みんなカニ(蟹)が好きで、今シーズンも2回ほど食卓に上がりました。
とても雄のズワイは買えず、雌のセイコですが、セイコの中にある「赤子(内子」が美味い!
この時期が来るのを1年間待っていました!
福井の美味い地酒と、カニの赤子(内子)、最高の組み合わせだと私は思っています。

漁といえば、今年は「エチゼンクラゲ」が大発生し、日本海側だけでなく、太平洋側にも発生しているというニュースがありますが、カニ漁にも影響があるのでしょうか。。

この「エチゼンクラゲ」、福井県民からすれば「エチゼン(越前)」という名前がついていますので、エライ迷惑です!
三田村農園も「エチゼン(越前)市)」ですが、この「エチゼンクラゲ」とは何の関係もありません!

冗談はさておき、定置網に大量のクラゲが入り、魚は傷つけられ、網は破れる、本当に「エチゼンクラゲ」の大量発生は漁師の方々にとって死活問題になっています。

これも海の異変の影響でしょうか?

いつの日か「エチゼンクラゲ」の異常発生がなくなり、昔の海の状態に戻り、冬の海の味覚 カニ、牡蠣、ナマコ、寒ブリなどがたくさんとれるようになることを願っています。

平成21(2009)年11月27日 三田村農園 三田村ジュンイチ

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